やさしい介護学

12年間の介護職体験談と今伝えたいことを思いのままに綴ります。

アルコール依存症と認知症の関係とは?

アルコール依存症が問題になっている訳とは?

前回のあらすじを少々・・・

アルコール依存症と診断され、【ノックビン】という抗酒剤の服用を開始し、いつまで続くかわかりませんが、今のところ断酒を継続することができているという内容でした(笑)!詳しくは ↓ をご一読ください。

 

www.kyaryneginegi.xyz

 では、アルコール依存症の何が問題なのでしょうか?

 

依存症ではないかもしれませんが、昨日引退会見を開いた【横綱 日馬富士】の暴行事件の引き金となったのは、お酒です。お酒を何升も飲んだ挙句、後輩の貴ノ岩関の頭をリモコンで殴るという暴力に至ったということですから、【酒乱癖】があったと思われます。

 

悲しのは、完全に自我を失い、自分をコントロールできず、リモコンで殴ったこと!お笑いにもなりません(笑)!

 

もちろんお酒は法律で認められた飲み物で、今では普通にコンビニやスーパーで売られており、20歳以上の成人なら誰でも購入・飲酒可能です!居酒屋は当然ですが、最近だとレストランや食堂など朝からアルコールOKな店も珍しくありません。

 

更に最近、飲酒する女性が増えてきています。20代の飲酒率でいうと、女性が男性を上回っています。理由は女性の社会進出や女子会など、外で飲む機会が増えたことが原因ではないでしょうか?

 

もちろんお酒は悪いことばかりではありません!ストレス解消、疲労回復、食欲増進、血行促進、寝つきが良くなったりもします!またお酒の席では友達と楽しい時間を過ごせたり、仕事関係では一気に距離が縮んだりする陰の功労者になってくれることもしばしば・・・。

 

でもっ、でもですよ、横綱日馬富士関ではありませんが、アルコールを大量に摂りすぎたり依存症になってしまうと、コントロールが効かないことになってしまう可能性がとても高いのです。覚せい剤などの薬物中毒ならとても警戒する人は多くいると思いますが、アルコールだといきなりハードルが低くなりませんか?

 

実は依存症になってしまうとそれほど大きな差はありません。理由は

【どちらも脳の神経が破壊され精神的にも肉体的にもボロボロになる】

からです。もし自分がアルコール依存症かな?と思ったら、 

WHO(世界保健機構)アルコール依存症のチェックシート

をお試しください。

 

これから確実に増えるアルコール依存型の認知症

認知症疾患といえば

●アルツハイマー型

●レビー小体型

●前頭側頭型(ピック病)

●脳血管性型

の4疾患を思い浮かぶ方が多いのではないでしょうか?

 

というのも、上記の疾患が認知症全体の約80%を占めているからです。

 

一方、アルコール依存型の認知症は【3~4%】といわれています。

 

意外と少ない?と思いましたか?現在認知症疾患の方は全国に約500万人いるというデータがあるので、単純計算で15~20万人いることになります。

 

では何故確実に増えると予想できるかというと、60歳以上のアルコール依存症の方の実に40%以上の方に【認知機能障害】が認められたというのです。ただの物忘れではありませんよ!

 

現在アルコール依存症患者数は100万人以上いると予想されており、その数は年々増えています。アルコールに対する社会環境を見渡すと、当然の結果であることは容易に推測できます。僕も十数年後この中に入るかと思うと、若干穏やかではありません💦お酒に対する考え方が変わりましたよ!

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アルコール依存症と認知症の関係

では何故、基準値を超えたアルコールを飲み続けると認知症になる確率が高くなるのか!原因を探りたいと思います。

 

●ウェルニッケ・コルサコフ症候群

→ビタミンB群が欠乏し、脳障害を起こします。主な症状として、見当識障害、記憶障害などがあります。

 

●脳が萎縮しやすい(若年性認知症を発症することもあります)

 

●脳血管障害(脳梗塞・脳内出血)が起きやすくなります。

 

●合併症

→アルツハイマー型、レビー小体型などの認知症に合併しやすくなる

 

 が主な原因となります。

 

これから年末にかけてクリスマスや忘年会シーズンとなり、お酒を飲む機会が増えるかと思いますが、どうぞ飲みすぎには注意してくださいね!

 

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