やさしい介護学

12年間の介護職体験談と今伝えたいことを思いのままに綴ります。

初夜勤でわかったこと!

初めての夜勤

 老人保健施設で働き始めて1か月が過ぎ、少しずつ仕事にも慣れ、ようやく1日の流れがわかってきた頃、いよいよ夜勤をする日が来ました。

 

 今まで夜間に仕事をした経験がなく、また先輩介護士から【夜勤はしんどいよ!】と噂で聞いていたので、かなりの不安を抱きながら、当日出勤しました。

 

●勤務時間は 16:30~9:00 拘束時間は 16時間30分 となります。

んんん~~~、長い(笑)(-_-;)! 大丈夫だろうか?

 

●勤務体制は、看護師1名 介護士2名 の3人で、60名の患者さんのお世話をすることになります。ただし、遅出が19時まで1名、早出が7時から1名いるので、実際3名の態勢で過ごす時間は12時間となります。

 

夜勤スタート!

 初夜勤の相方は、女性のベテラン介護士の方でした。夜勤初日ということもあり、少し早めの16時前に出勤すると、その先輩女性介護士はすでに出勤しており、廊下の隅っこの方で、何やらしています。

 

 「本日の夜勤、よろしくお願いします!」と挨拶をすると、「まずこれやって!」と勤務時間外から翌日使用する清拭用のタオルや洗面用のフェイスタオルをたたんでいました。

 

 見よう見まねで30分以上地道なタオルたたみ作業をして、16:30になると、詰所から「夜勤さん、申し送りで~す!」との声が聞こえてきたので、当日リーダーの看護師から、本日の夜勤に必要な情報を約15~20分かけて聞きます。

 

 申し送りが終わり、さて、いよいよ仕事するぞ!と思ったら、「ご飯食べに行くよ!」とのこと。すぐに従業員用の食堂へ向かうと、そこには夜勤者用の夕食が用意されていました。

 

 その夕食は、今から患者さんが食べるメニューと同じものが用意されており、少し得した気分になりました。病院食といえども、味はなかなか良かったです。

 

おむつ交換が3回も!!!

 その後すぐに病棟へ戻り、患者さんの夕食の準備、食事介助、口腔ケアなどを遅出の方を含め4名で行います。経管栄養の方は16時~17時までには夕食が終わっているので、実際に食事をされる方は約半分の30名となります。

 

 食事と口腔ケアが終わると、早くも寝る準備に入ります。寝る準備と言っても、ただベッドをフラットにするだけですが・・・(笑)!

 

 その後すぐに、本日1回目のおむつ交換です。19時を過ぎ、遅出のスタッフが帰ってから行うので、2人で60人の対応をします。ただ、中には尿道カテーテルが入っている人がいたり、一部介助でトイレに行ける方もいますので、実際に交換が必要な方は、40~50名だったと思います。

 

 おむつ交換に集中できれば、2時間もあればできるのですが、交換中にも容赦なくナースコールがなります。【トイレに連れていって!】【テレビを消して】【気分が悪い】【便が出ました】【今何時ですか?】【お茶を下さい】・・・・・等、様々な要求に答えながら進めていくと、軽く2~3時間はかかってしまいます。  

 

 21時からは、詰所で事務的な仕事をしつつ、患者さんからナースコールが鳴ればその都度対応します。

 

 そうこうしているうちに、23時になり、夜間の2回目のおむつ交換の始まりです。薄暗い廊下を陰洗ボトルを持ち、ゴミカートを引きずりながら、2人でおむつ交換に回ります。

 

 当然患者さんは寝ているので、患者さんのかかる負担を最小限にし、あまり揺れ動かすことのないように、効率よく、慎重に行う必要があります。身体の大きい方や、拘縮の激しい方などは、2人で行う必要があります。なので、夜勤はチームワークというか、2人の息が合わないとやりずらいということも、わかりました。

 

 約1時間半でおむつ交換が終わると、1時から3時まで仮眠となります。

 

 仮眠が終わる3時になると、早朝の3回目のおむつ交換の始まりです。夜間に比べ早朝のおむつ交換となると、早起きの患者さんからのナースコールの要求が多く、なかなかスムーズに行きません。ここでも軽く2時間以上はかかります。

 

 早朝のおむつ交換が終わると、患者さんお一人おひとりに温かいタオルを配り、お顔を拭いて回ります。同時にお茶を配り、自力で飲めない方は水分にトロミなどを加え、水分介助を行います。

 

 7時になると、早出のスタッフが出勤し、朝食の準備が始まり、夜勤終了というゴールが見えてきました。とにかく長~い(笑)!

 

 8:30から日勤スタッフに申し送りを行い、9:00になれば夜勤終了です。

とにかく、夜勤=おむつ交換と言ってもいいくらいに、おむつ交換が印象に残った夜勤でしたし (-_-;)。