やさしい介護学

12年間の介護職体験談と今伝えたいことを思いのままに綴ります。

アルコール依存症の治療とは?

治療の向けて・・・

少しの間ビールを控えようかな・・・?程度に考えていたつもりが、まさかのアルコール依存症であると診断され、今後の治療方法を主治医と相談して決めることになりました💦 これまでの流れは ↓ をご一読ください!

 

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ドクター:「今日から断酒していただきます。」

 

僕:「断酒ですか?節酒とか減酒ではなくて・・・?」

 

ドクター:「はいっ。治したいんでしょ?本気で治したいのなら、今日から一生、お酒は飲めません!どうします?」

 

僕:「わ、わ、わっ、わかりました。お願いします( ;∀;)」

 

アルコール依存症の治療方法とは?

 

アルコール依存症の治療方法とは、【断酒】です!

「あなた、今日から一生お酒は飲めません!」

という荒治療なのです!

 

大好きなビールが、もう一生飲めないなんて、考えられない!

例えて言うなら、お菓子好きの人が、

「あなた今日から一生お菓子禁止ね!特にチョコレート類は厳禁よ!」

なんて言われたら涙が出ますよね!それと同じような感覚なのです。

 

でも、まあ一度やってみて、無理なら節酒すればいっか?!という軽い気持ちで始めることにしました(笑)!

薬物治療開始!

断酒継続の3本柱という考え方があります。

①通院

→断酒を継続するため、基本的に休診日以外、毎日通院を勧められます。病院によって、アルコール依存症の基礎知識を身につけるプログラムなども用意されています。

 

②抗酒剤

→一時的にお酒に対して非常に弱い体質を作る薬です。いわゆる下戸(げこ)になれちゃうお薬なのです。

 

③自助グループ

→AA(アリコホーリスク・アノニマス)や断酒会が有名で、自分自身の飲酒体験を語ったり、他の参加者の体験談を聞いたりして、お酒の害を再確認したり、同じような経験をした仲間で支え合い、断酒を継続するための会。

 

そこで僕が勧められた治療法は、【抗酒剤】でした。飲めない状況を意図的に作ってしまう方法です。抗酒剤は2種類あります。

 

●ノックビン(粉薬)

→効果が現れるまで少し時間がかかりますが、1週間ほど効果は持続します。

 

●シアナマイド(水薬)

→服用後すぐに効果は現れますが、その効果は1日で無くなります。

 

ドクターに、「どっちの抗酒剤にしますか?」と聞かれたため、思わず、

「美味しい方!」と答えたら、失笑され、「じゃ~、粉の方にしましょう。」

ということで、

 

●ノックビン(毎起床時に1包)

を処方してもらうことになりました。

 

その他に、いつもお酒を飲む時間が来ると、飲酒欲求が高まると思うので、飲酒欲求を抑える薬、食後に3回

●向精神薬【ジアゼパム2㎎】

 

どうしてもお酒が飲みたくなった時用に、

●屯用の【ジアゼパム5㎎】

 

お酒を飲まなくなると、たぶん眠れないので、

●睡眠導入剤【マイスリー5㎎】

 

その他、離脱症状(不眠、イライラ、手の震えなど、自律神経症状や情緒障害が現れること)が出てくる可能性があるので、毎食前に

●漢方(ツムラ人参栄養湯)

が処方されました。

 

毎日通院はできないので、2週間分の処方箋を作ってもらい、初日の受診は終わりました。さあ~、やっと帰れるわ~っと思っていると、看護師さんに呼ばれ、

「採血と抗酒剤用意してます!」とのこと。すると、ここでノックビンを服薬するように言われたため、看護師の目の前でノックビンを飲み、その後大嫌いな採血を行いました💦

 

最後に、受付で診察代金と薬局でお薬の代金を支払ったのですが、全部で¥7,000ちょっとしました💦 この金額の中には、診断書の金額も入っており、その診断書を役所に提出すると、【自立支援医療受給者証】という証明書を発行してもらえます。

 

この証明書があれば、次回から1割負担で受診可能とのこと。なので、次回からは数百円で済むことになります。都道府県によりますが、0割負担のところもあり、タダで受診出来るようです。

 

その後の経過は次回お伝えします!

 

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「あなた、アルコール依存症です」と診断された時の話

僕は本当にアルコール依存症なのか?

前回のあらすじを少々・・・💦

べろんべろんに酔った状態で帰りの電車に乗り込み、気が付いたら貴重品を入れたリュックを盗まれたことから、自身の飲酒癖を反省し、「ひょっとして僕はアルコール依存症ではないのだろうか?」という疑惑が生まれ、一度病院で調べてもらおうと決断したのでした。

 詳しくは、↓ をご覧ください💦

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僕の飲酒状況はこんな感じです!

 

●お酒の種類→発泡酒またはビール(ビールは高額なため、たまに飲む程度です💦

日本酒、焼酎、ワインやスピリッツ系のアルコールも飲めますが、自分から進んで飲むことはほとんどありません。

 

●頻度→ほぼ毎日。夜勤以外は飲んでます。

 

●お酒との出会い→大学生の頃【Bar Restaurant】でアルバイトをしたことがあり、そこでお酒のイロハを教わりました。その頃(90年代)はカクテルが流行っていたので、ビールではなく、カッコつけてカクテルをよく飲んでいましたね(笑)!ただ、習慣飲酒とまではいかなかったです。

 

●本格的な飲酒習慣→ほぼ毎日飲むようになったのは、30代に入って、介護の仕事を始めた頃だったと思います。仕事終わり、夜勤明けに必ず飲むようになりました。

 

とは言うものの、ビールや発泡酒をほぼ毎日、3~4本(350㎖のショート缶)飲む程度で、アルコール依存症と診断されるのだろうか?いやいや、これぐらいだったら、【ちょっとしたビール好き】で、節酒をすすめられる程度ではないだろうか?何故かというと、アルコール依存症に対していつの間にか強烈な悪いイメージが植え付けられていたからです!まさか僕が・・・、といった感覚です!

 

アルコール依存症のイメージ

アルコール依存症の勝手なイメージを並べると、

 

★仕事もせずに昼間っからべろんべろんに酔っぱらっている

★昼夜問わず酔いつぶれて道端で寝転がっている

★飲酒すると人格が変わり、暴言暴力をふるう

★手や体が小刻みに震えている

★大声を出して人に絡んでくる

 

などなど、自分に当てはまることは全くないため、自分はアルコール依存症ではないと半ば確信しておりました(笑)!

 

いざ、アルコール専門外来受診へ!

受診前日に予約を入れ、電車で片道1時間弱の道のりを経て、来院しました。

 

午前9時過ぎに到着し、病院の中をのぞくと、いるわいるわ、フロアには大勢の患者さんであふれていました。アルコール依存症の専門外来なので、たぶんここにいる患者さん全員がアルコール依存症の方なのでしょう!150人以上はいましたよ!

 

予約している旨を受付で伝えると、受診前に相談員の方との面談があるので、待っているようにとのこと。待合室の席はすでに埋まっていたため、立って待っていると、細めの若い女性が来られ、相談室らしきオープンな席(周りに会話は垂れ流し状態(笑)!)に案内され、ここまでに至った飲酒にまつわる話しを根掘り葉掘り聞かれるのでした(笑)!

 

そこで相談員さんが言った一言!

 

相談員さん: 「たぶん脳までダメージは受けていないようなので、節酒でいいんじゃないですか?」

 

僕: 「そうなんですよ!今日の受診の第一の目的は、念のため自分がアルコール依存症かどうか調べに来ただけなんですよ!でも、今回の事件で、当分お酒は控えようと考えているんです!」

 

相談員さん: 「アルコール依存症かどうかは、ドクターが診断しますので、今後の方針を先生と相談して決めてください。」

 

僕: 「わかりました。ありがとうございました。」

 

ドクターの診察で予想外の結果に!

 

こんな具合で、約30分の面談が終わると、いよいよ次はドクターの診察です。

 

1間以上待って、やっと僕の名前が呼ばれたため、診察室へ入ると、そこに待っていたのは、これまた若い女性のドクターでした。

 

一礼して、よろしくお願いします、と告げると、

 

ドクター:「あなたの主治医になります〇〇といいます。よろしくお願いします。」

 

僕:心の中の叫び声→(しゅ、しゅ、主治医~~~!大げさな~!)

「あっ、よっ、よろしくお願いします!」

 

ドクター:(カルテに目を通しながら・・・)「っで、どうされましたか?」

 

僕:「はいっ、今日の受診の目的は、自分がアルコール依存症かどうか調べたくてやってきました。」

 

ドクター:「そうですかっ、じゃ~、はっきり言いますね!あなた、アルコール依存症です。

 

僕:「えっ、本当ですか?たかだかビール飲むだけでアルコール依存症ですか?」

 

ドクター:「はいっ。100%アルコール依存症です。だって、自分でアルコールの欲求抑えられないでしょ???」

 

僕:心の中の叫び(なっ、なっ、なんやと~~~~!!!うそでしょ~!!!)

 

ドクター:「どうします?ここで治療しますか?」

 

僕:「・・・はっ、はいっ!・・・」

 

と、答えてしまいました(笑)!

 

次回は、実際に経験したアルコール依存症の治療法についてお伝えします!

 

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電車で置き引きにあった時の話

リュック盗難事件!

 今年の1月、友人とある繁華街で新年会をした帰りの出来事です。

いつもビールしか飲まない(飲めない💦)僕ですが、友人が気を使って【焼酎のお湯割り】を注文してくれており、「たまにはビール以外も飲んじゃお~!」っという具合に、普段は全く飲めない焼酎を、酔っている勢いでグイっと飲み干してしまいました。しかし、その一杯で悪酔いしてしまい、帰りの片道50分の電車内で、爆睡してしまいました。

 

 最寄り駅に到着し、さあ家に帰ろ~っと思った瞬間、あることに気付きました!

【リュックがない!?】

下車するのを諦め、周りの席や上の荷物置き、更に乗客が間違って持っていないかも確認したのですが見当たらなかったため、次の駅で降り、駅員さんに状況説明をして、もし見つかったら連絡してくれるようお願いしてから、しぶしぶ帰宅しました。

 

幸いポケットに定期券を入れていたので無事帰宅することは出来ましたが、それ以外の大切なものは全てリュックに入れていたため、帰宅しても気になって寝ることができません。その晩は神様に祈るような気持ちで布団に入ったのですが・・・

 

ただ、僕にはリュックが見つかる自信があったのです(笑)! 何故かというと、リュックを紛失する前の3か月程の間に、奇跡的にカバンや手提げ袋など3点を拾い、駅員に名前も名乗らず、もちろんお礼も受け取らず、届けていたのでした!(もちろんお金も抜き取っていませんよ!)めちゃくちゃかっこいい善良な市民なのです!そんな神対応?をした僕を神様が見逃すはずはありません(笑)!絶対に見つかること間違いなしです!

 

しかしです💦 結論から言うと、

出てきませんでした( ;∀;) 

神様、むごい!警察に出向いて盗難届けも出しましたが、音沙汰なしでした💦

 

ここからが現実を見ることになります。

 

盗難届け後の後始末

 

紛失したもの一覧

 

●財布【現金約5万(たまたま大金を入れていました・・・💦)・免許証・クレジットカード・キャッシュカード・各種メンバーズカード】

●スマホ【iphone6】

●家の鍵

●図書館で借りていた本3冊

●手帳

●リュック(porter)

 

翌日からが大変でした。とにかく被害を最小限に留めるために、やるべきことがたくさんあります。

 

・まずは、クレジットカードとキャッシュカードの紛失届と再発行手続き。

 

・次にスマホですね。当然一応電話をかけましたが、繋がりません。しかし、iphoneには【iphoneを探す】というアプリがあり、自分のiphoneがどこにあるかがわかるサービスがあるのですが、残念ながら電源を切られ、SIMを抜かれていたため、突き止めることができませんでした。APPLEや契約している会社に問い合わせても無理でした。結局、同じ電話番号で使うのが嫌だったため、即解約しました。

 

・家の鍵が厄介だったのです。免許証も紛失していたため、住所がばれています💦ちなみに顔も💦! なので、家の鍵をそっくり入れ替えました!

 

・各種メンバーズカードですが、ポイント貯めるだけの物はいいのですが、レンタルCD屋のカードだと僕の名前で借りられてそのままってことも考えられるため、使用されていないことを確認後、即解約しました。あと、電子マネーのカードは、現金を引き継いでの再発行が可能なものもありました。

 

・図書館で借りた本3冊は、図書館へ盗難届を提出し、紛失した本を買い直すことも提案したのですが、それは断られたため、気持ち程度ですが、数十冊本を寄贈することで快く許していただけました。

 

・2017年版の手帳は、幸い使用して間もなかっため、ほとんど個人情報など記入していませんでした。

 

・porterのリュック!買って半年くらいしか使っておらず、大切にしていたので、とても残念でした!

 

・最後に免許証の再発行!これだけで半日かかりました!

 

とま~、落ち着くまで1週間くらいかかりましたね~(笑)!今のところ紛失以外の被害は出ていません。しかし、けしからん輩っているもんですね~!もちろん酔っぱらって爆睡した僕に責任があるのですが・・・💦 少し高い授業料を払って、いい勉強になったと思うようにしています(笑)!

 

その後、自分なりに反省しました。「いい歳して、情けない!何が悪いんかな~??? 酒??? そうそう、最近酒の量が増えてきている!そしてほぼ毎日飲んでいる!まあ~ビールというか、発泡酒やけど・・・。ひょっとしてアル中?まさか・・・?」という一抹の不安が沸き起こり、この機会に一度、確かめてみよう!ということになりました。

 

その結果は次回詳しく報告いたします・・・(笑)!

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家族が【脳梗塞】になった時の話

突然やってくる【脳梗塞】

 数年前に起こった出来事です。当時64歳の義母から妻に電話があり、数時間前から頭痛がして、右手がしびれて、何となく意識がもうろうとしてきて、体調がすぐれない、とのこと。

 

 心配ではありましたが、口調はしっかりしており、側に義父もいたことから、今日はゆっくり休むようにと言って、電話を切りました。

 

 翌朝、義母の体調が気になり、妻が確認の意味を込めて電話すると、頭痛、めまい、右手のしびれに加え、口が動かしにくく、何となくしゃべりにくい、とのこと。

 

それを聞いて、僕は妻に一言!

 

【すぐに救急車を呼べ!!!】

 

一連の状況から、直感的に脳内に異変が起きていると感じた僕は、思わず妻に叫びました。脳疾患は時間との勝負だと聞いていたので、とっさの判断です。その後すぐに救急搬送され、精密検査を行い、【脳梗塞】が判明しました。

 

その後、1週間ほど入院したのですが、幸い早期発見ということで、点滴と薬物療法を行い、後遺症もなく退院することができました。

 

現在もお薬を飲みながら、定期的に病院で検査を受け、再発はしていません。ありがたいことです。

 

では、義母に起こった【脳梗塞】とは一体どんな病気でしょうか?

 

っと、その前に・・・

 

日本人の3大死因とは?

厚生労働省の発表による日本人の3大死因とは?

1.悪性新生物(がん)

2.心疾患

3.脳血管疾患

となります。

 

1位のがんは、日本人の2人に1人が【がん】にかかり、3人に1人が死亡すると言われています。

・【がん】→細胞の遺伝子が傷つくことによって起こる病気です。何らかの原因で細胞の遺伝子が傷つくと、異形細胞→【がん】となります。

 

がんに次いで死亡率が高いのが【心疾患】です。主な病名は

 

・【狭心症→冠動脈が動脈硬化などによって狭くなり、心筋に十分な血流・酸素が送り込めなくなり、痛みや発作が起こる病気です。

 

・【心筋梗塞】→冠動脈が完全にふさがり、心筋に血流が流れなくなる病気です。

 

脳血管疾患と後遺症

日本人の3大死因の第三位が【脳血管疾患(脳卒中)】となります。

 

症状は、脳の血管が破れたり、詰まったりするなど、脳を取り巻く血管の異常によって起こる病気です。

 

大きく分けて2つあります。

 

①血管が詰まる→【脳梗塞】

②血管が破れる→【脳内出血】

        【くも膜下出血】

 

 脳血管疾患の恐ろしいところは、身体の他の組織とは違って、【神経細胞がほんの数分間無酸素状態になるだけで壊れてしまい、再生することができない】のです。

 

それによって、発症した人の60%の人に後遺症が残ると言われており、ダメージを受けた部位や程度によって、現われる症状が違ってくるようです。

 

主な後遺症は大きく分けて3つあります。

 

①神経障害

・運動障害→最も多くみられる後遺症ですね。右脳か左脳か、損傷を受けた反対の手足に現れるマヒで、【片マヒ】と言われています。

 

・言語障害→咽喉や呼吸器、舌、あご、唇といった発語発音器官がスムースに動かすことができず、発声がうまくできなくなる障害です。

 

・嚥下障害→食べ物や飲み物をうまく飲み込めなくなる障害です。

 

・排泄障害→膀胱やその周りの筋肉にマヒが起き、尿意や便意を感じなくなることにより、失禁・失便、うまく排泄ができないなどの障害です。

 

②高次機能障害

・記憶、思考、理解、計算、言語、判断、情緒などの【認知機能】に障害が起きた状態です。例えば、昔の事が思い出せない、新しいことが覚えられない、自分の部屋に帰れない、急に怒りっぽくなる、簡単な計算ができない、うまく言葉が出ない・・・など。

 

③感情障害

・夜になると、幻覚や幻聴に襲われ、暴れたり大声を出したりする。

・気分が躁鬱(そううつ)気味である。

・不眠

・感情のコントロールができず、些細なことで怒ったり笑ったりする

などです・・・。

 

 

 脳血管疾患の前兆とは?

上記のように、脳疾患になってしまうと、後遺症が残ってしまうので、最小限に抑えるためにも、わが身に起こった時の前兆を知っておいた方が良いと思います!

 

・【脳梗塞】→片側の手足のしびれ、顔面マヒ、ろれつが回らない、人の意見がわからない、字が書けない、めまい、吐き気など・・・。

 

・【脳出血】→突然の激しい頭痛、吐き気、嘔吐(おうと)、意識消失など・・・。

(※脳梗塞と違い、前ぶれなく、突然やってくるのが特徴です。)

 

介護士としての役割

実際、脳血管疾患の利用者さんは結構おられます。症状がそれぞれ違うため、その方の残存能力に応じて、ケア内容が違ってきます。

 

片マヒの方の移乗方法1つとっても、ナースや作業療法士に協力してもらいながら、その方にとって安全でストレスのかからない方法を皆で話し合いながら、決めています。

 

嚥下障害のある方は、食事の形態を見直したり、水分にトロミ剤を入れて、飲み込みやすいよう工夫したりしています。

 

脳血管疾患にならないに越したことはないのですが、もし発病してしまい、障害が残ってしまっても、僕たちのような介護士が存在しますから、少しは安心できるのではないでしょうか???

 

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毎年受講する虐待防止研修の意味とは?

高齢者虐待とは?

 毎年受けなければならない研修の一つに、【虐待防止研修】というのがあります。受講する機会が年に2回あり、2回とも受講できなければ、レポートを書かねばならないという罰ゲーム並みの宿題が課せられるため、休みであろうと夜勤明けであろうと、重い身体を引きずって研修場所に向かうことになります(笑)!

 

 研修の度に思うのは、

「今年も増えたな~!」

そうです! 虐待を受けた件数、相談件数、通報件数、全てにおいて過去最多の数字を叩き出しています。

 

高齢者に対する虐待の調査は、厚生労働省が高齢者虐待防止法に基づき、平成18年度から毎年実施しており、最新の平成27年度の高齢者施設で虐待と認められた件数は【408件】。26年度の300件(36%増加)を大きく上回っており、ほぼ10年連続で増加しているようなのです。

 

【408件】というと、ほぼ毎日、どこかで、1件以上の虐待が行われていることになります。あっ、このデータは、施設内の虐待だけですよ。家庭内(養護者)虐待ですと、【15,976人】となり、桁が違ってきますね・・・💦

 

では、高齢者の対する虐待の種類を簡単におさらいしてみましょう!

主に5つあります。

高齢者虐待の主な5つの例

 

①身体的虐待

暴力的行為ですね。

・殴る、蹴る、つねる。その他に、無理やり食べ物を口の中に入れる。

・薬を過剰に服薬させる(←もはや犯罪に近いですね)。

・身体拘束もここに入ります。

 

②介護・世話の放棄・放任(ネグレクト)

必要と思われる介護や世話をしない行為ですね。

・風呂に入れなかったり、不潔な状態のまま放置する。

・食事や水分を充分に与えない。

・排泄の介助をしない。

・同居人が身体的虐待を無視することも、ここに入ります。

 

③心理的虐待

言葉の暴力、無視、嫌がらせ等によって、精神的苦痛を与えることですね。

・怒鳴る、ののしる、悪口を言う行為。

・話しかけられたり、訴えを聞いても、意図的に無視したり、聞こえないふりをする。

・子ども扱いする。

・ナースコールを取らなかったり、電源をOFFにすると、ここに入ります。

 

④性的虐待

性的な嫌がらせですね。

・異性に対する、不必要な接触。

・入浴など、他の利用者に裸を見せたりする行為。

・排泄や入浴時、裸のまま放置すると、ここに入ります。

 

⑤経済的虐待

ご本人の金銭や財産を制限することですね。

・ご本人のお金を渡さない、使わせない。

・ご本人のお金(年金・預貯金)を勝手に使う行為。

・勝手に財産を売却したりする行為も、ここに入ります。

 

 虐待に至る原因とは?

①ストレス

単純に思いついたことを書きますね!高齢者はどんどん増えていますよね!それに伴って、高齢者施設やサービス提供事業者も増えていますよね!ただ、介護従事者の人数が圧倒的に不足しているという現実があります。全く追いついていないのです。

 

現在の介護人材不足は-12万人。2020年は-20万人。2025年には-38万人に達すると言われています。

 

当施設においても、介護職員の退職が決まったら、すぐに求人雑誌等に募集をかけますが、なかなか応募してきません。理由は色々あると思いますが、周りに新しい施設ができたり、待遇の面でほかの施設の方が良かったり、ひょっとしたら、変な噂が回っていたりするかもしれませんしね~💦

 

職員がマイナスになっても、利用者さんに対するサービスを変えることはできませんので、残業したり、休日出勤したり、欠員を補うべく、マイナスの人数のまま強引に業務をこなすことになり、その結果、疲れやストレスが虐待に繋がってしまう場合があると思います。

 

②認知症の方の対応

ちょっとした物忘れや、辻褄の合わないことを言っている程度なら、「認知症というものは、こういうものだよね~」と、自分を客観視しながら冷静に対応できますが、認知症が進んでくると、夜中に徘徊したり、おむつ交換や入浴拒否などの介護拒否が出てきたり、さらに暴力に発展することもよくあります。

 

そうすると思わず感情的になったり、同じ様なテンションで対応するスタッフがいますが、そういう人は、基本的に認知症の事を理解していないケースが多いと思います。

 

 高齢者虐待防止研修が必要な訳!

一番大切なことは、僕自身も含め、虐待していないつもりでも、

「あなたの行為、実は、虐待ですよ!」

と気づくことだと思います。いやっ、ほんとに!気づいてないこと多いと思います。

反省点いっぱいありますよ!自分で書いて、自分で反省しています!

ということで、高齢者虐待研修は、毎年必要というか、マストな研修ということになりそうです💦

 

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皮膚剥離をゼロにすることは可能か?!

必ず起きる皮膚剥離?

 介護現場で度々起きてしまう事故に【皮膚剥離】が挙げられるかと思います。

 

現在勤めている介護付き有料老人ホームでも、かなり気を使って介助しているつもりなのですが、いつの間にか身体の一部に【発赤】ができていたり、【打撲痕】ができていたり、皮膚がぺろ~んとめくれていたり】します。

 

その都度、看護師に報告し処置が必要であれば、その場で保護してもらうのですが、今のところ皮膚剥離を【ゼロ】に抑えることは難しいと言えそうです。

 

では何故、高齢者に皮膚剥離が起こりやすいのでしょうか?

 

高齢者の肌の特徴とは?

 この世で一番きれいな肌と言えば【赤ちゃん】ですよね!すべすべ、つやつや、もちもちで、弾力があり、とても美しいですよね!でも、構造は基本的に大人と同じなんです!

ただ、赤ちゃんの肌はとても薄く、大人の皮膚と比べると2分の1以下なので、ちょっとした刺激で傷ついてしまいます。って考えると、高齢者の皮膚と少し似ていますね!

 

ここで少し皮膚の構造の説明をします。

 

皮膚の仕組みは大きく分けて以下の3層で構成されています。

 

・表皮→肌のうるおいを保つ役割を担っており、水分が蒸発するのを防ぎ、水分調整をしてくれています。

 

・真皮→皮膚の保湿に重要な役割を担っています。ハリや弾力といった成分はここにあります。また、皮脂を分泌する働きもしてくれます。

 

・皮下組織→保湿の役割の他に、動脈と静脈が走っており、栄養分や老廃物の受け渡しといった働きをしてくれています。

 

ざ~っとですが、皮膚の構造を説明しました。

 

高齢者の肌の特徴とは、上記の機能が、歳を重ねるにつれ、衰えてくるのです。つまり、表皮と真皮が薄くなっていき、機能が低下していくのです。

 

つまり、皮膚の弾力の低下→皮脂の分泌の低下→皮膚の乾燥 となり、薄くて、かさかさで、しわしわで、もろい皮膚が出来上がるというわけです。もちろん、個人差はありますよ!

 

皮膚剥離が起きやすい状況とは?

基本的に、皮膚の皮が薄く弱くなっている高齢者は、何をするにせよ注意が必要ですが、腫れ物に触れるような扱いをしていると、転倒などさらに大きな事故につながる可能性があるため、最低限の予防策というか知識は持っている方が良いと思います!

 

そこで、皮膚剥離が起きそうな状況ベスト1の【入浴】を挙げたいと思います。

 

●入浴

皮膚剥離のリスクのオンパレードですね!本当に毎回、神経をとがらせながら、入浴介助していますよ!

 

例えば、車イスを使用している利用者さんを入浴介助する場合の例!

 

ベッド→車イス→脱衣→シャワーチェア→洗髪・洗体→機械浴→身体を拭く→着衣→車イス→ドライヤー→終了

 

とま~、こんな感じではないでしょうか???全ての段階で、利用者さんの身体に触れる場面があり、そのすべてにおいて、身体のどこかに当たらないように、意識を集中しながら介助していくわけです。

 

移動手段が車イスの他、独歩の方やリクライニングを使用する方もいますし、寝たきりの方ですと、ストレッチャーで移動する施設も多いと思いますが、移動手段によって、注意するポイントが違ってきたりもしますよね!

 

では、予防策は?

 

正直に言うと、できるだけ器械や器具等、身体に当たらないよう、工夫をすること意外思いつきません。

 

身体が当たりそうな所は、タオルやクッション材などで保護する。極端に肌の弱い方は、皮膚に触れないよう毛布で保護しながらトランスするとか(実際にやっていま💦)。

最も大切な事は、焦らないことだと思います。気持ちに余裕を持つ事が何よりも大切だとつくづく感じます。

 

「そんなもん、わかっとるわい!!!」

と聞こえてきました(笑)!でも、自分自身の経験から言うと、事故が起きる時って、だいたい、時間に追われ、心に余裕がない時が多いと思うんです。

 

とはいうものの、入浴介助は時間を気にし、時間に追われながら実施することが多いので、毎回気が焦ることになりますが・・・。こういう場合は、施設全体で話し合い、良い解決方法を見つけ出した方が良いかもしてません・・・。事故が起きる前に!

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不老不死の生き物!その正体とは???

世界でもっとも有名ななぞなぞ?

さて問題です!

 

Q:朝は4本足、昼は2本足、夜になると3本足になるものとは何でしょう???

 

一度は聞いたことのあるなぞなぞですね?

 

このなぞなぞは、古代ギリシア神話におけるスフィンクス道行く人に謎解きを挑み、周辺の住民が通りかかるとこの問いを浴びせ、答えられなかったり、間違ったりしたものを容赦なく食べた、といわれています。

 

このなぞなぞに対し、オイディプスという人が答えます。

 

A:「それは人間だ。最初は朝赤ん坊ではいはいをするから4本足、成長すると2本の足で歩き、老年になると杖をついて歩くので3本足である。」

 

それを聞いたスフィンクスは、いつも鎮座していた台座から飛び降りて海に飛び込み、死んでしまった、と言われています。超難問と思っていたなぞなぞに答えられて、ショックのあまり自殺してしまったようです!案外デリケートな存在だったようですね(笑)!

 

古代ギリシアと言えば、紀元前2000~3000年と言われているので、今から4000~5000年も前から、老人は杖を使用していたのでしょうか???そう考えると、今も昔も変わらないような気がしますね!?

 

そこで今回は、古代ギリシア文明という壮大な話から入りましたが、【老い】について考えてみたいと思います。

 

【老い】という遺伝子の存在

 20年位前の話になると思いますが、脳内革命の著者の春山茂雄氏の講演会に行ったことがありました。その当時【脳内革命】という本が300万部を超える大ベストセラーだったので、ご存知の方も多くおられるかと思います。ただ、批判的な意見もおおくありますが・・・。

 

 その講演の中で印象に残っているのが、「何故老いるかというと、【老化】というプログラムが遺伝子に組み込まれている」という言葉でした。生物は誕生した瞬間から、老化、つまり【死】へと向かうプロセスが必然的に決まっており、不変の原則である、という説明でした。

 このような現象を最近では「プログラム説」というようです。

 

生命は、誕生→成長→成熟→老化→死 に至るまで、全ての段階はあらかじめ遺伝子に組み込まれているという説です。では何が老化するかと言えば【細胞】ですね!

 

細胞に関して、【ヘイフリックの限界】という説があります。

 

動物のからだを構成する細胞は限られた回数しか分裂・増殖することが出来ないという説です。人の細胞は50回の分裂が限界であり、その原因は【テロメア】にあると考えられています。

 

テロメア】は遺伝子の隅っこに存在するDNA配列で、あらゆる生物に存在しています。【テロメア】は細胞分裂を繰り返すごとに短くなることがわかっており、限界が来ると細胞が分裂を停止し、死に至るというわけです。

 

ということは、この【テロメア】による細胞分裂を抑制するか伸ばすことができたら、老化を防げるのでは??? っと考えてしまいますよね(笑)! 僕も他人ごとではない年齢に差し掛かってきているので、気になるところです💦 

 

では地球上に、この【テロメア】をコントロールできる不老不死の生物っているのでしょうか??? はいっ!存在するんです!

その生き物とは???

 

不老不死の生き物!その正体とは???

答えは、【ベニクラゲ】!!!

 

まだ謎だらけで研究中のようですが、どうやらベニクラゲには【テロメア】をうまく修復したり、老化時に若いころの遺伝子配列を再び読み込んで姿を変える仕組みがあると考えられているようです!

 

当然、ベニクラゲも他の生物と同じように、基本的には【テロメア】による寿命を迎える時が来るのですが、寿命が近づくとテロメラーゼという酵素を分泌し、一部の細胞の【テロメア】がリセットされて【テロメア】部分のみが再生されたクローンができるというシステムになっているようです。

 

すごくないですか~!!! 

 

人間で言うと、大人になった身体から精子や卵子の状態にまで戻り、改めて成長していくことが可能だということです!

 

このメカニズムが解明されると、不老不死も夢ではありません!そう遠くない将来、不老不死の薬なんていうのが出来て、人生をやり直し、またはリセットできるかもしれません?! 微妙ですかね(笑)!?

 

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