やさしい介護学

12年間の介護職体験談を思いのままに綴ります。

日本人の不名誉な3大世界一

日本医療界の不都合な真実?

 医療・介護業界で働き始めて、早いもので、もうすぐ13年になりますが、13年近くも働いていると、働き始めた頃は不思議に思っていたことや疑問に思っていたことが、いつの間にか、日々の慌ただしい業務に流されて、常識化してしまう事が結構多くあったりします。

 

 そんな中、僕たちが日常使っているものや目にするものが、実は世界的に見て異常な数字だったりすることがあるようです。しかもそれらが世界一となると、穏やかなことではありませんよね???今日は、日本人の不名誉な3大世界一を紹介したいと思います。

 

①病院好き

②薬好き

③レントゲン好き

 

まず①の病院好き!

国民1人当たりの年間受診回数ですが、

第1位 日本    21回

第2位 アメリカ  5.3回

第3位 フランス  5.2回

 

断トツ日本が1位ですね!

 

理由は、一回当たりの総医療費が、けた違いに差があることでしょう!

 

日本は1万円以下なのに対し、欧米では6~9万円もかかるようです。なので、欧米では多少具合が悪くても、病院に行かないというか、行けないようです。日本は皆保険制度の恩恵を受け、他国と比べて受診の敷居が低いですね!

 

医療費の面では、2015年のデーターを見ると、なんと42兆円!!! 高い!使いすぎだと思いませんか??? 

 

 国の予算が96兆円ですから42兆円も医療費に使ってたら、国の財政が破綻しますよね!なので、国や地方の他に、企業や個人の保険料と患者さんが負担しているようです。お給料が増えないのも、これが理由でしょうか???💦💦💦

 

 また、病院数病床数も他国と比べて圧倒しています。特に病床数は突出して多く、他国では病床数を減らして医療費を抑制している傾向にありますが、日本では、医療施設の整備を進めている傾向があるようです。

 

 これだけ医療が発達し、治療が受けやすくなっているにもかかわらず、病人は増える一方です。不名誉だと思いませんか???

 

次に②の薬好き

 

多いですね!薬好きな方!今勤めている施設の利用者さんも、色んな薬を服用しておられます。

 

多い方で、一日、朝食の前後薬・昼食の前後薬・夕食の前後薬・眠前薬 全部で30錠以上服用しておられます。もちろん全てドクターが処方しています。

 

日本の薬好きは、世界では有名なようです。

 

薬の使用量全体でいえば、アメリカがトップですが、日本の人口の比率でいうと、日本は世界の人口の2%にしか過ぎないのに、日本の薬の使用量は、世界の薬の約30%を消費しているようです。

 

誰が喜んでいるのでしょう??? 日本国内だけで、9兆円の巨大マーケット!そう、製薬業界です! 

 

お薬で一番気になることは副作用です。一例をあげると、認知症の方が服用される超有名なお薬です。

 

抗認知症薬 【アリセプト】 エーザイ株式会社

 

副作用の注意書きです。

 

高度徐脈、失神、心筋梗塞、心不全、消化性潰瘍、十二指腸潰瘍 穿孔、消化管出血、肝炎、肝機能障害、黄疸、脳性発作、脳出血、 脳血管障害、錐体外路障害(寡動、運動失調、ジスキネジア、ジス トニア、振戦、不随意運動、歩行異常、姿勢異常、言語障害等)、 悪性症候群(無動緘黙、強度の筋強剛、嚥下困難、頻脈、血圧変 動、発汗、腎機能の低下、白血球の増加等)、横紋筋融解症(筋 肉痛、脱力感、血清の上昇等)、呼吸困難、急性膵炎、急性腎不 全、原因不明の突然死、血小板減少、食欲不振、嘔吐、下痢、尿 失禁、便失禁、腹痛、不眠、眠気、興奮、幻覚、妄想、多動、抑う つ、攻撃性、無感情、徘徊、躁状態、錯乱、悪夢、多弁、動悸、昏 迷、血圧上昇、血圧低下、白血球減少、貧血、顔面紅潮、胸痛、 脱力感、倦怠感、むくみ、転倒、顔面浮腫、発熱、縮瞳等。

 

副作用の可能性として、これだけあるんですね!もちろん個人によって効き目も副作用の出かたも違いますが・・・。

 

ちなみに、この薬を開発した方は、世界で初めてアルツハイマー病治療薬を開発した、日本人の【杉本八郎】氏です。お薬界のノーベル賞と言われる〈英国ガリアン賞〉を受賞されています。すごいですね!でも、副作用はなんとかなりませんかね~!

 

最後に③のレントゲン好き

 

レントゲン、好きですね~!いやいや、嫌いなんですけど、健康診断と言えば、必ずセットで付いているのが、【レントゲン】!必要なんでしょうか??? 今まで1回も異常がないのに、年に2回も受ける必要があるのでしょうか???

 

 現在はレントゲンというよりも、CTMRIの方が主流になってきていますね。レントゲンは【絵影】ですが、CT・MRIは【断面図】、レントゲンよりもはるかに情報を得ることができるのが特徴です。

 

この、CT・MRIも保有台数、日本がトップです。これって、栄誉なのでしょうか?

 

そう、レントゲンやCT・MRIの安全性が気になりますよね!

 

【医療被ばく】という言葉を聞いたことはありますか?

 

一説によると、日本は世界の中で最も多くの放射線検査が実施されており、職場や自治体の定期検診を始め、医療機関で行われているレントゲンやCT検査による被爆で、毎年約1万人もの人が【がん】になっていると推測されるデータがあるようです。

 

この問題に関して、【崎山比早子】医学博士のとても気になる記事がありましたので、ご紹介したいのですが、

 

記者:なぜ、日本ではそれほど医療被ばくが多いのですか?

 

崎山氏:理由は多岐にわたりますが、1つはCTの保有台数が多いことだと思います。

日本の人口あたりのCT台数は、他の国の3.7倍にのぼります。この数字を加味して計算すると、年間の発がん数の4.4%、人数では約1万人が医療被ばくの影響と考えられます。

CTの被ばく量は非常に高く、エックス線の約150倍。1回の検査での被ばく量が高いことが、日本の医療被ばくが多い一因になっているのです。

 

とあります。怖いですね~!病気があるか調べてもらうためにCTを受けたら、病気になってしまった!まさに本末転倒ですよね!

 

 ただ、病院も薬もレントゲンも全て批判しているわけではありません。もし、僕が足の骨を折ってしまったら、真っ先に病院へ行き、レントゲンを撮ってもらい、必要があれば入院し、薬をもらい、医療関係者に100%頼っちゃいます!

 

 何が言いたいかというと、他国と比べてやはり【異常な数字】だと思うし、我々一般市民が、【いいお客さん】になっていないだろうか?と考えてしまうんです!

 

 なので、なるべく病院や薬に頼ることのないような生活を心掛けたいものです。

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尿について考えてみました!

尿の回数について?

 介護施設において、1日の業務の大半を、3大介護(食事介助・入浴介助・排泄介助)におわれ、一日が終わるという方が多いと思います。その中でもとりわけ排泄介助に最も多くの時間を使うという方も多くいらっしゃると思います。 

 

 おトイレは一般的に、少なくとも、朝・昼・夜・寝る前に行きますよね!寒い冬なんかは更に増えますし、夏場でもエアコンのガンガン利いた部屋にいると、おトイレの回数が増えたりします。

 

 では高齢者の排泄頻度はどうでしょう?経験から言うと、もちろん人にもよりますが、比較的多いと思います。当施設内の温度は、一年を通じて一定の温度(25~26℃)に設定しているため、特に寒暖差が激しい訳ではありませんが、多い方は日中だけで10回以上行かれる方も珍しくはありません。

 

 では何故、若い時と比べて高齢になると、おトイレの回数が増えるのでしょうか?

頻尿の原因

 

原因 その1【膀胱の萎縮】

歳を重ねるごとに、膀胱の容量が減るようです。その結果、排尿筋が敏感になり、若い時はそこそこ溜まっても我慢できたはずなのに、少ない量でも我慢できなくなることで、おトイレの回数が増えることにつながるようです!

 

原因 その2【過活動膀胱(膀胱がかってに収縮する)】

例えば、急に我慢ができないような尿意が起こる、または急にトイレに行きたくなっても我慢ができずに尿が漏れてしまうような症状は、過活動膀胱が考えられます。

 

 過活動膀胱の原因は大きく分けて2つあり、

①脳血管障害など、脳と尿道を結ぶ神経トラブルで起こるものと、

②女性限定ですが、更年期による閉経によって女性ホルモンが減少し、膀胱が過敏になったり尿道や膣の周りの括約筋が緩み、残尿を敏感に感じたりします。

 

また、自律神経の乱れによって、排泄がうまくコントロールできなくなることもあるようです。

 

理由その3【前立腺肥大】

男性の病気です。前立腺は男性だけが持つ臓器で、精子の一部をつくる、クルミ程の大きさの臓器です。

 

症状は、年を重ねるとともに(50才くらいから)前立腺が大きくなり、尿道や膀胱が圧迫され、いろんな排尿障害が出てくる病気です。

 

んんんっ~~~、確かにわかります!施設内においても、おトイレに行かれる回数は、圧倒的に男性よりも女性の方が多いんですね!上記の例のように、脳血管障害後にトイレの回数が多くなった方もおられますし、高齢が原因でお腹周りの筋力が落ちて残尿感を感じやすいというか、敏感になっていることも考えられるし、原因は色々と考えられますね!

 

最も困ることは・・・?

 頻尿の原因はなんとなく理解できますが、介護士としての一方的で勝手な意見かもしれませんが、認知症などの記憶障害を持っておられる方は、トイレに行ったことを忘れるんですね~!

 

足が不自由な方は、ナースコール後トイレ誘導します。流れ的には、

 

ベッド→端座位→靴を履く→車イス→トイレ誘導→排泄介助→車イス→手を洗う→端座位→靴を脱ぐ→ベッド

 

約3分~5分の介助なのですが、ベッドに戻った数分後、またナースコールが鳴ります。訪室し、要件を伺うと、トイレの要望なんですね!先程トイレに行かれたことを説明するも、【全く覚えていない!!!】

 

人によっては説明すると納得してくれる方もいますが、頑として自分の主張を曲げない方もおられます。そんな時は、ご本人の意思を汲み取って、トイレ誘導を試みますが、1時間に10回以上続くと、さすがに疲れてきますし、ストレスにもなってきます。転倒のリスクを考えると、やはり無視は出来ませんからね💦

 

 日中ならまだしも、少人数の夜勤中に頻回にトイレの希望が続くと、他の利用者さんの対応ができないこともありますし、ナースコールが重なるなんてことも、度々おきるので、非常に困ることになるんです!

 

対策は?

 まず、医師や看護師と相談し、頻尿の原因を調べた方が良いかと思います!認知症の方は、利尿作用のあるお薬を飲んでいる方が結構いるようなので、お薬の見直しをするのもいいかもしれませんね。実際、お薬を見直すことで、尿の回数が正常に戻った方もおられました。また、緑茶なんかも利尿作用がありますから、ほうじ茶に変えることで予防になったりもしますよ!

 

 意外に多いのは、膀胱炎です。頻尿の他、痛みを伴うこともあるようなので、泌尿器科などの専門医に相談した方が良いかと思います。うちの利用者さんは、抗生剤を処方してもらい、1週間くらいで治った例があります。

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耳が遠かった祖父の思い出

耳が遠かった祖父

 昔話を1つ(笑)!もう亡くなったおじいちゃんの話ですが、九州の田舎に帰るといつも笑顔で迎えてくれました。おじいちゃんの口癖は、「人生は一生勉強やぞ!勉強に終わりはないから!勉強頑張りなさい!」でした(笑)!その言葉は今でも僕の胸に刻まれています!

 

 そんなおじいちゃんの困った特徴が、【耳が遠い】!おじいちゃんと会話しようものなら、かなりの大声で話しかけないと伝わりません(笑)!しかも話す声もでかい(笑)!きっと、自分がしゃべっている声も聞き取りにくいからでしょう!なので、会話の声がでかい、テレビ、ラジオの音量もでかい!家中が賑やかな記憶が今も残っています。

 

 介護の仕事を始めてから、色んな高齢者にお会いしましたが、耳の遠い方もいれば、僕らと同じように、小さな声で話しかけても全く問題ない人など様々なタイプお方がおられることがわかりました。耳が遠いということは、いわゆる【難聴】ですね!では一体何故、僕のおじいちゃんは難聴になったのか少し調べてみました。

 

難聴の種類

大きく分けて2つあります。

①伝音性難聴

音の振動が伝わってくる外耳(がいじ)や中耳(ちゅうじ)、いわゆる鼓膜の辺りに障害が発生した時に起こる病気 ※主な病名→外耳炎・中耳炎・耳あか など・・・

 

②感音性難聴

音(振動)を感じ取る内耳と、受け取った音を電気信号に変換し、脳に送る神経に障害が起こる病気 ※主な病名→老人性難聴・突発性難聴・聴神経腫瘍 など・・・

 

 僕のおじいちゃんはどうやら①の伝音性難聴というよりは、②の感音性難聴であった可能性が高いように思います。

 

 ただ、施設にいる利用者さんの中に、聴力が弱り、耳の病気を疑って耳鼻科に行ったら、耳あかが大量に溜まっていて、その耳あかを取り除くと劇的に耳の聞こえが良くなった方がおられました。なので、ひょっとして、耳くそが溜まっていただけかもしれませんが…(笑)!

 

 とは言っても、②の感音性難聴によって起こる【老人性難聴】は無視できません!

 

老人性難聴とは?

 その前に、耳が聞こえるメカニズムについて、少し調べてみました。

僕たちが感じる【音】とは、空気から伝わる【振動】なんですね!空気の振動は最初に耳の入り口である外耳から鼓膜とその奥の中耳にあるツチ骨(耳小骨)と呼ばれる複数の小さな骨を震わせ、さらにその奥の内耳において、カタツムリのような形の蝸牛管内部のリンパ液を振動させます。

 

 その液の振動が蝸牛内部の【有毛細胞】の感覚毛を揺り動かすと、電気信号が脳に伝わり、音として認識されるのです!

 

 ん~~~~~難しい!!! ということで、音の伝わる順番を簡単に書いてみると、

空気の振動→リンパ液の振動→有毛細胞の振動→電気信号→脳へ伝達

となります!いったい誰がプログラムしたんでしょうか?すごいですね!

 

でっ、どこに障害があると聞こえにくくなるかというと、

 

【有毛細胞】です!

 

有毛細胞が傷つくと【難聴】になってしまうということです。

有毛細胞の数は何と、【1300本】程あるようです。グランドピアノの鍵盤が【88本】ですから、いかに多いかが理解できますね!その有毛細胞のお蔭で色んな種類の音が聞こえるのですね!

 

 有毛細胞が年を重ねるごとに傷ついたり減っていくことで、振動が耳に感じた通りに脳に送れないことを【老人性難聴】と言います。しかし、一度傷つくと、再生できない細胞と言われており、劇的に改善する治療法は今のところないようです。

 

老人性難聴になってしまったら・・・?

 補聴器の使用をお勧めします。まず、専門医に難聴の原因や程度を調べてもらい、補聴器を使うべきか判断してもらってください。  

 

 ただし、補聴器を使っても改善しない場合があります。何故かというと、【聞く能力】とは最終的に【脳に情報が伝わる能力】のことなので、脳そのものに障害があれば認知できないことになり、聞き取れないことになります。たとえ耳に入る音が大きくなっても、判断できる能力がなければ、 数十万円する補聴器を付けても、意味がありませんのでお気を付けください。

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円背について

背中の丸い高齢者

 子供の頃から、背中の丸い高齢者を見て不思議に思っていました。

 

●何故、丸くなるんだろう?

●痛くないのかな?

●いつ頃から丸くなったんだろう?

 

 現在勤めている施設にも、【円背(えんぱい)】の高齢者はたくさんおられるので、聞いてみました(笑)!

Q1:何故、丸くなったんですか?

A:知らん!気づいたら丸くなっていた!

 

Q2:痛くありませんか?

A:いや、そんなに痛いことはない!でも、寝ている時とか寝返り打った時、痛い時がある。

 

Q3:いつ頃から丸くなったんですか?

A:だからいつのまにか、丸なっていた!

 

とこんな具合でした(笑)!

 

 知らないうちに背中が丸くなるって、怖いですよね!きっと日常生活に支障も出てくるでしょうし!? ということで、今回は円背に関して少し調べてみました。【円背の原因と予防】に関して綴っていこうと思います。

円背になる原因について・・・

 まずは原因ですが、加齢により骨に変形や摩擦が起き、骨密度が低くなることで起きるとされています。長年体重を支えてきたわけですから、背骨がすり減ったり変形するするんですね~!特徴としては、男性よりも女性の方が多いようです。当施設でも、女性の高齢者の方が圧倒的に多く見受けられます。

 

 次に、骨粗鬆症が原因で、圧迫骨折を起こし、それほど痛みを感じないまま腰が曲がっていくこともあるそうです。圧迫骨折とは背骨がぐしゃっと潰れてしまう症状です。ものすごく痛そうですが、本当に痛みはないんでしょうかね???

 

 あと、筋力低下も原因の一つとされています。背中を支える筋力の低下によって背中が丸くなりやすくようです。

 

円背と猫背は同じ?

結論から言うと、違います!

 

猫背=骨の変形がなく、姿勢だけ丸くなった状態を【猫背】と言います。例えば、シャキッとしなさい!!!っと言われて、背筋がピ~ンっと伸びると猫背です(笑)!

 

 とは言っても、猫背もあまり見栄えはよくありませんよね!こういう僕も、実はかなりの猫背なんです(笑)!街を歩いていると、偶然自分の全身が鏡などに写ちゃって,自分の姿が見えるというか、見せつけられる時ってありますよね~!その自分の姿を見た時、おじいさんかな~って思えるくらいに背骨が曲がっている時があり、その都度まっすぐに治していますが、すぐに元に戻ってしまいます(笑)!

 

 猫背の原因は色々あると思いますが、最近では通勤中にスマホを見たり、デスクワークなどでパソコンの画面をじ~っと見ていると、どうしてもうつむき加減になったり、首が前に出てしまったりと、姿勢が崩れてしまいますよね!? 本当に注意したいものです。

 

円背の予防について

 円背になってしまったら、理学療法士や作業療法士、柔道整体師など専門職の先生に相談して、指導を受けた方が良いと思います。骨がすり減っていたり曲がっている状態で、無理に伸ばそうとするとさらに悪化する可能性がありますから・・・。

 

 予防方法 

①丈夫な骨を作るために、カルシウムやビタミンDの摂取を心がけ、圧迫骨折を予防しましょう。乳製品、小魚、大豆、葉物等が良いようです。

 

②上半身の筋肉や骨格をほぐす運動が有効です。僕のおすすめは、椅子に座ったままでもできるNHKのテレビ体操です(笑)!

 

痛みが出たら?

 特に訴えが多いところは、腰回り、首回り、両膝ですね!腰が曲がっている状態で前を見続けていると、どうしても首の後ろ辺りが痛むようですし、真っすぐに立てないことから両膝に負担がかかり、前傾姿勢になってしまうため、腰に負担がかかってしまうようです。

 

 こうなると、できる範囲で胸を張ったり背中を伸ばしたりする動きで、可動域を拡げていくとよいようです。また、正しい姿勢を保つ目的でコルセットやサポーターを装着することも効果的だと思います。

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発達障害のスタッフから教えてもらった大切な事

障害者雇用促進法

 いきなりお堅い話になりますが(>_<)、国の障害者の雇用対策として、

【障害のある人が障害のない人と同様、その能力と適正に応じた雇用の場に就き、地域で自立した生活を送ることができるような社会の実現を目指し、障害のある人の雇用対策を総合的に推進しています】

 

とあります。その具体的な厚生労働省の施策とは、

【障害者の就労意欲は近年急速に高まっており、障害者が職業を通じ、誇りをもって自立した生活を送ることができるよう、障害者雇用対策を進めています。

 

 障害者雇用対策として、障害者雇用促進法において、まず企業に対し、雇用する労働者の2.0%に相当する障害者を雇用することを義務付けています。(障害者雇用率制度)。

 

 これを満たさない企業からは納付金を徴収しており、この納付金をもとに雇用義務数より多く障害者を雇用する企業に対して調整金を支払ったり、障害者を雇用するために必要な施設設備費等に助成したりしています(障害者雇用納付金制度)。

 

 また、障害者本人に対しては、職業訓練や職業紹介、職業適応援助者等の職業リハビリテーションを実施し、それぞれの障害特性に応じてきめ細かな支援がなされるよう配慮しています。】とあります。

 

業務内容は?

 少し前置きが長くなりましたが、上記の理由から今僕が勤めている有老も、例にもれず、各フロアーに発達障害のスタッフが必ず1名います。仕事内容は、食事介助、入浴介助、排泄介助など利用者の身体に直接触れることや直接援助に関わること以外の業務はほとんどやります。

 

 例えば、

①ダイニングのお仕事・・・配膳・下膳、食器洗い、拭き掃除、食事の準備・食後のあとかたずけなど

 

②掃除・・・利用者の衣類の洗濯・乾燥・収納、お部屋の掃除、車椅子・歩行器・ポータブルトイレなどの福祉用具の掃除

 

③ベッドメイキング・・・週に1~2回、シーツ・包布・枕カバーの交換

 

 ざ~っと書きましたが、大きく分けてこんな感じの業務だったと思います。それ以外に、衣服が破れた時など、器用に縫製作業をしてくれたり、ゆるゆるのズボンのゴム交換をしてくれたり、ボタン付けなんかもしてくれます。

 

特徴は?

 発達障害といえども、共通して言えることは、皆本当にまじめに一生懸命働きます。少し雑だったり遅かったりすることはありますが、皆さん心がピュアというか、真っすぐというか、自分の仕事に誇りをもって頑張っているところです。

 

 そういう彼女たちを見ていると普通の人と何ら変わらないようなんですが、ただ、一緒に働いていくうちに少しずつですが、「ん~っ、こういうところが障害なのかな???」と感じることがあります。

 

 例えば・・・①コミュニケーションがうまくとれない時がある

      ②空気が読めない時がある

      ③感情の起伏が激しい時がある

 

 上記の①~③を見ていただくとわかるように、障害のない人も同じような事ってありますよね!なので、発達障害と言われるまで、気付かないなんてことも充分あり得ると思ってます。

 

 また、発達障害のある方の特性や症状の程度も、1人ひとり異なるため、上記の①~③の特性が必ずしもすべての人に当てはまるわけではありませんが、一緒に働いているうちに「あっ、こういうところを気を付けていけば、うまく付き合えるのでは?」と思えるような事がだんだんとわかってきたように思います。

 

 一緒に接していて、最も感じる部分は【こころがとても繊細】なところです。僕は【ガラスのハート】と呼んでいます(笑)!とにかくピュアーで繊細なので、ちょっとした一言で傷ついてしまうことがあるんですね!こちらとしては、ちょっと注意した程度だと思っていたのに、【人格を全否定された】かのように受け止めてしまうことが何度かありました(笑)!

 

プチ事件発生!

  そんな中、【心がピュア】ゆえの?小さな事件?がありました。

 

 ある日、発達障害のスタッフがダイニングのテーブルを拭き終わった後、ある女性スタッフに、「ちょっとテーブルのこの辺まだ汚れているから、ちゃんと拭いとてくれる?」と、注意を受けました。

 

 女性スタッフは特に怒った様子はなく、純粋に【汚れているから拭いてね~】と、注意しただけのようだったのですが、発達障害のスタッフは人格を否定されたかのようにひどく叱られたと思いこんだようで、ショックのあまり、体調不良を理由に、家に帰ってしまいました。

 

 我々スタッフは、明日くるのだろうか?ショックを受けてもう働けないんじゃないか?このまま辞めちゃうんじゃないか?と心配していました。

 

 翌日どうなったと思います?彼女は普通に元気よく出勤してきました。そして、次に取った行動に僕は度肝を抜かれました(笑)!それは・・・?

 

彼女が取った解決方法!

昨日注意された女性スタッフの側へ行き、一言!

 

発達障害のスタッフ:「昨日、〇〇さん怖かったです!叱られて、怖くて、昨日はもう働けませんでした。私、〇〇さん好きなのに、ショックでした。でも、今日からは注意されたことを守って、頑張りますから、よろしくお願いします。」

 

注意した女性スタッフ「ごめ~ん!怒ってないよ!悪気はないし!そんなふうに聞こえてたの???ほんとに怒ってないし!ごめんね、ごめんね!」

 

はい、解決(笑)! 終了(笑)!

 

 本当に見ていて気持ちよかったです!こういう解決法もあるんだ~って、本当に感心させられたプチ事件でした(笑)!彼女は自分の否をきちんと受け入れつつ、相手の女性の言葉に傷ついたことを本人に直接自分の言葉で伝え、なおかつ相手の女性は自分の否をすなおに受け止め、さらにだ~れも傷つけずに解決してしまった!!!まさにあっぱれでした!!!

 

 僕個人の意見ですが、年を重ねるごとに、人から注意を受けると、他の要因を探し、何とか自分を正当化し、自分は悪くない方向へと考えたりします。その後、せっかく注意してくれたにも関わらず、自分を理解していないと思い込み、恨んだり、妬んだり、嫉妬したり、不平不満を言ったりすることがあります。

 

 そんな自分に対して、本当に呪いたくなるような、恥ずかしいプチ事件でした。彼女が取った解決方法は正しいかどうかはわかりませんが、僕にとって、大切なことを教えてもらったような気がします。

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退職者が多い施設と少ない施設、その違いとは???

離職率が驚くほど高かった【老健】

 介護職の離職率は、他業種と比較するとかなり高いというイメージがあったのですが、いざ調べてみると、以外にもそれほど差がないようです。他業種も介護職もだいたい15%前後ということですが・・・、いまいちピンときませんね(笑)!

 

 というのは、以前勤めていた老健の離職率は、びっくりするほど高かったんです!冗談抜きで、50%は超えていたと思います💦 とにかく顔と名前を覚える前に、どんどん辞めていきますから・・・(笑)!

 

 一番最短で、入社初日の昼休みに、「ちょっと忘れ物したので、取りに帰ります、家近くなんで・・・」と言ったまま、戻ってきませんでしたから・・・(笑)!今も、忘れ物、探してるんちゃう?とか言って、みんなで笑ってましたけど・・・(笑)!

 

 さらに新入社員だけでなく、僕の先輩にあたる方もどんどん辞めていくんですね!入社直後の勤務表の順番は、当然僕が一番下なのですが、一年後には上の方になっていましたから・・・(笑)!

 

 そのような状態だったので、求人情報誌には常連のように毎週掲載してありましたが、採用が決まったと思えば、新入社員がどんどん辞め、さらに先輩社員も辞めていきますから、常に慢性的な人手不足という状態が続いていました。

 

 そうなると、利用者に丁寧なサービスや心のこもった介助ができないうえに、最低限やらないといけない仕事を機械的にこなすことが多くなります。そうするとスタッフに精神的にも肉体的にも負担がかかり、離職につながるという、【負のスパイラル】に陥ることになります。

 

 一番残念なことが、心をこもったケアや丁寧に仕事をしたいと志を抱いて入社する人が、人手不足という環境が原因で仕事に振り回されて、自分がやりたいケアができないことで退職していくことです。そんな状況を何度も見てきてとても悲しい思いもしました。

 

離職率が驚くほど低い【有老】

 僕は現在介護付き有料老人ホームに勤めており、今年で7年目になります。こちらの施設は以前勤めていた老健とは真逆で、驚くほど離職率が低いのです。たぶん離職率でいうと、数%ではないでしょうか?具体的な数字は分からないので、感覚で言ってますが・・・(笑)!

 

 とにかく人が辞めない(笑)!勤務表の順番も、7年目にしてちょうど真ん中にいるほどです。同期の人もほとんど残っています。求人に関しては、たまに介護の就職フェアでブースを出していますが、求人情報誌の掲載はほとんどありません。

 

 面白いのは、毎年定年退職者が数名いることです!しかも定年を迎えてもとても元気なので、社員からパートとして働いている人も結構いたりします(笑)!そういった方を会社側は喜んで受け入れているようですし、我々スタッフもベテラン介護士が残ってくれることをとてもうれしく思っています。

 

 では、退職者が多い施設と少ない施設、その違いは一体どこにあるのでしょか??? 

 

自由に意見が言える環境

 老健は基本的に治療目的で利用する方が多いため、医師と看護師が中心の施設であり、介護士はその脇役的な存在であると感じながら働いていました。何をするにせよ、物事の決定権は医師、看護師、役職者にあり、その決定事項を介護士は有無を言わず従わざるをえない状況だったような気がします。

 

 さらに、介護士の中に【ボス的な存在】がいて、そのボスが、怖い(笑)!!!おばちゃんなんですが、今まで経験してきたことが全てといった感じの方で、何か提案しようものなら、「ここではこういうやり方でやって!」と、全く受け入れてくれない!周りのスタッフもこの状況に慣れているのか、スルーします(笑)!

 

 こんな世界なので、改善策は多々あっても、自分の意見はなかなか通ることはなく、上の指示に従いながら効率の悪い作業を続けていくことになるのです。そうするとどうなるか???

 

【良い人材が辞めていく】ことになるのです!

 

 一方、今勤めている有料老人ホームでは、真逆の事をしています(笑)!週に何度か意見を交換する時間を設け、自由に発言することができます。10年以上勤めている人も、最近入社した人も関係なく、気づいたことや改善策を発言し、良い案があれば実行し、その評価日を設け、評価日が来たらそのまま継続するか中止にするか皆で決めます。更に改善点があれば、同じように【改善点】→【実行】→【検証】を繰り返します。

 

いわゆる【PLAN】→【DO】→【SEE】ですね! このサイクルを事あるごとに繰り返してゆきます。

 

 するとどうなるか?

 

【I'm happy. You are happy . Everyone is happy.】

 

ということになります(笑)!

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介護付き有料老人ホームへ転職して気づいたこと

いざ配属先へ!

 午前中は本社で、オリエンテーションと健康診断を受け、午後からはいよいよ新しい職場となる配属先へ向かいました。

 

 慣れないスーツを着て、フロントの女性に

 「今日からこちらで働くことになりました〇〇と申しますが、どこに行けばいいでしょうか?」

 と、少しマヌケな質問をすると、

 そちらのソフャーで少しお待ちください」

 

と言われたので、利用者さんが使用しているであろう豪華なソファーに座って待っていると、女性のスタッフが迎えに来てくださいました。

 

女性スタッフ:「主任の〇〇です。よろしくお願いします。あらっ、スーツなんですね!実はまだユニフォームが用意できてないので、今日は見学中心ということで・・・(笑)!

 

僕:「〇〇と申します。よろしくお願いします。見学ですか?見学以外で何かお手伝いすることがあれば、できることは何でもしますので・・・!」

 

という具合で、まずは施設の中を案内してもらいました。

 

 まずは1階を案内していただいたのですが、主要な設備はほぼ1階に集約されているようでした。玄関の横にはフロントがあり、常に利用者さんの対応ができるようにスタッフが常駐しているようでした。フロントの前には広~いロビーが広がっており、そこには王様が座るような豪華なソファーが置いてありました。

 

 その他に、食堂、入浴施設、アクティビティー施設、リハビリ施設、娯楽施設、売店、銀行のATM、研修施設、会議室など、生活に必要な設備が完備されているようでした。

 

 この時点で、以前勤めていた【老健】とは全く違う世界が広がっていました!まるで高級ホテルとはいかないまでも、ホテルのロビーに迷い込んだかのようでした。

 

 軽いカルチャーショックを受けつつ、配属先のケア棟へ向かうと、スタッフが慌ただしく働いている様子が目に入りました。スーツを着たまま簡単に自己紹介を済ませ、ケア施設内の説明をしていただきました。

 

 老健との違い

 カルチャ~ショックは続きます。勤務初日から、以前勤めていた田舎の老健との違いを、目の当たりにしました(笑)!思いつくままに並べると・・・

 

●電子カルテ

利用者さんのデータは、すべてパソコン内で管理されているようでした。一日の生活記録を一目で見ることができ、〇月〇日〇時頃、何をしていたか、簡単に過去をさかのぼって調べることができるとても便利なシステムであると感じました。

 

老健では常に詰所のテーブルはカルテで埋まっていましたからね~(笑)!当然利用者お一人お一人の生活記録や処置内容を手書きで書いていましたから・・・もとろん看護師さんですよ!

 夜勤では2時間おきの巡回で、【巡回・異常なし】のハンコを60名分ペタペタ押していましたから(笑)!それは介護職員がやっていましたが、それだけでも大変な作業でしたね!

 

●電動ベッド

利用者さんのベッドは全て電動ベッドでした!頭元・足元・ベッドの高さがリモコン1つで簡単に操作できる優れものでした!

 

老健では全てのベッドが手動でした。足元に折り畳み式のハンドルがあり、それをくるくる回すと頭元や足元が上がるようになっています。当時は、経管栄養の方が40名、ベッド上で食事をされる方が10名ほどおられ、経管栄養の方も注入する時は頭元を45度まで上げる必要があったので、食事前のハンドル回しはとても大変な作業でした(笑)!

 

●男が多い!?

スタッフの約3割が男性スタッフでした。「少し都会に出ると、男性介護スタッフっていっぱいいるもんだな~、しかも若い子が多い!そしてイケメン(笑)!」と純粋に思いました。

 

老健では、スタッフの9割以上が女性でしたから、女子?に埋もれて仕事をしていたので、久々の男性がいっぱいいる職場での勤務ということになります。うれしくもあり、多少不安もあり、今後どうなることやら・・・と考えながらスタッフを観察していました(笑)!

 

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